タバコやめましょう

今回はタバコについて話します。

タバコやめたいなと思っているあなた、

タバコやめちゃいましょう。

タバコはやめれます。

 

この記事を書いている私は、禁煙をし

現在8年を迎えます。

自身の体験も踏まえ話していきますので、タバコをやめたいと思われている

方はぜひ最後まで読んでください。

 

 

*そもそも何故やめる必要があるの?

 

タバコって、イライラした気分が落ち着いたりと吸うことによって気持ちを一度リセットできるんですよね。

ほっと出来るんですよ。

そこから、またパフォーマンスが上がるんです。

『さぁ、頑張ろ』

って気分になります。

 

  "あれ?

  タバコっていいじゃん。

  やめる必要なくない?"

 

では、何故やめる必要があるのでしょうか?

 

実はタバコには、いい事って一つもないんですよ。

上記であげた、気分転換も実は《ニコチン》

による"依存"が引き起こしている事なんです。

身体からニコチンがきれると、イライラしやすくなります。(ニコチンを身体が欲します)

そこで、タバコを吸って(ニコチンを補充する)、ホッと落ち着いているのです。ニコチンが脳のドパミンに作用し、満足感を得ているのです。

タバコがなければ、気持ちのコントロールが難しくなっているんですよ。

 

健康被害はご存知かと思いますが、改めて見ていきましょう。

 

タバコには、40〜60種類の発がん物質が含まれているので、当然がんの発生リスクは非喫煙者と比べ高まります。

喫煙する事で、同時に一酸化炭素を身体に取り込みます。一酸化炭素はヘモグロビンと結合しやすいです。酸素と結合して欲しいのに、一酸化炭素が結合するので、酸欠となり動脈硬化が進みます。よって、脳卒中心筋梗塞のリスクが非喫煙者と比べ高まります。

その他にもタバコに含まれている多くの化学物質により、気道や気管支に炎症を起こしたり、肺を壊したりします。

 

恐ろしいですよね、、、。

しかも、自分だけでなく副流煙によって、周りの大切な人にも影響があるんですよ。

 

タバコ、やめましょ。

 

 

*タバコをやめる方法

 

 

ここからは、タバコをやめる方法について話していきます。

強い意志でやめようと決意して、やめれる人も実際にいます。しかし、かなり少ないと思われます。なぜなら、タバコは依存性が強いからです。もうすでに、頭や身体がタバコを求めているのです。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

本気でやめると決意し、

"禁煙外来"に行きましょう。

これが一番です。

なかなか自力でやめることが難しい場合や

禁煙に失敗している方は

医療の力を借りましょう。

一定の条件下では、保険適応となっているので

タバコを吸うより、安く受診することが可能となっています。

薬物療法や行動療法で、タバコとは、おさらばし健康な人生を歩んでいきましょう。

 

 

*私の場合

 

私の祖父が愛煙家でタバコが原因で肺ガンとなり亡くなったそうです。その事で、私の父は、タバコを一度も吸ったことがなく、幼い頃から『タバコは吸うなよ』

と言われ育てられてきました。

 

高校に入り周りの友達の影響もあり、喫煙をはじめました。

"大人ぶりたい、悪ぶりたい、カッコいい"

と言う理由から、喫煙者になりました。もちろん、親に隠れてですよ。

 

数年吸う中で、いつも心の中に"やめたいなー"

と言う気持ちと親を裏切っている気持ちがありました。

22歳くらいの時に一度だけ、禁煙をした事がありました。1年は我慢してたのですが、一本だけと思って買った一箱が、また喫煙生活のスタートとなりました。

その時、"自分には禁煙は無理なんだ、一生タバコを吸っていかなくてはいけないんだ"と思ったことを覚えています。

 

それから数年経ち、転機が訪れます。たしか、27歳くらいだったと思います。

仲の良い友人が2人タバコをやめたんです。衝撃でした。"自分もやめたい"と強く思いました。

 

2人に詳しく話を聞くと、

1人は、【禁煙外来】に通って、ニコチンパッチと言う貼り薬を貼付し禁煙に成功したみたいです。

ニコチンパッチとは、タバコのニコチン依存による離脱症状(頭痛、イライラ、眠気など)を緩和する目的で使用されます。ミリ数を徐々に減らし最終的にはパッチを貼らずに生活を送れるようになります。同様の効果でガムもあるようですね。

その他、内服薬を使用される方もいるようです。

友人は医療の力を借りて禁煙に成功しました。

 

もう一人の友人は、【環境の変化】によってタバコをやめることができました。詳しく話を聞くと、今までの会社から、転職せざるを得なくなり月収100万から30万まで下がったようです。その友人には、妻と子どもが2人いて、住宅ローンも抱えており、金銭的にかなり余裕がなくなりました。友人は今まで、奥さんには一度も働かせたことがなかったのに、働いてもらわないと家が回らなくなりました。かなり芯の強い友人なので、このピンチを乗り越える為タバコをやめることくらい、なんともなかったようです。友人は環境の変化でタバコをやめることができました。

 

2人に話を聞き、よし自分もやめようと強く思いました。1人目の友人から教えてもらった禁煙外来は、当時の私の勝手なイメージで"お金がかかる、病院には抵抗がある"と思いました。自分でもう一度禁煙してみて、それでも難しければ最終的に病院にお世話になろうと思いました。

当時の私の環境は、

・仕事はしておらず、看護師を目指す為、実家

   に帰ろうかと考えていた

・タバコの影響で咳や痰がひどくなっていた

 

このような環境の中で、2人目の友人のように【環境の変化】で禁煙できるのではないかと考えました。なぜなら、実家に帰れば小さい頃から『タバコは吸うなよ』と言って育ててくれた親がいて、現在、咳や痰もひどくなっていて、

やめない理由はありませんでした。

 

その後、実家に帰り禁煙に成功しました。

わりと意思の強い方の私ですが、若い頃一度禁煙に失敗していたので、飲みにはあまり行かないようにしました。お酒を飲むと、どうしてもタバコを吸いたくなりますから。

あとは、タバコを吸っている人をできる限り見ないようにしました。見ると、どうしても吸いたくなりますから。

 

 

*最後に

 

タバコって、習慣化するんですよ。毎日、ご飯食べる。毎日歯磨きする。そんな感じで、朝起きて、一服。仕事行く前に一服。習慣化していくんです。

この習慣を断つには、環境を変えることが大きなポイントになります。

例えば、タバコの嫌いな彼女と同棲すれば吸えなくなりますよね。習慣化していた喫煙ができなくなります。

私の場合は、それが実家に帰ることだったのです。

禁煙3年目くらいまでは、気持ちが傾きそうになることもありましたが、今では隣でタバコを吸われても、なんとも思いません。むしろ、臭いからやめてくれと思います。

あの頃ひどかった痰や咳も無くなりました。

空気も美味しいし、飯も美味いです。

お金も浮きます。

今はタバコをやめて幸せです。

当時、軽い気持ちで初めたタバコがこんなに、やめるのに苦労するとは思いませんでした。

最近では、喫煙場所も限られ、税金も上がり喫煙率が減っているような気がします。

"カッコいい"と思って初めたタバコ、今では吸わない人の方が"カッコいい"と思ってます。

さぁ次はあなたの番です。

やめない理由はありませんよ。

まずは、強い意思でやめることを決意して下さい。そして、何かしら環境を変えて下さい。それでも環境を変えることが難しい場合は、禁煙外来に行きましょう。

きっと、やめれます。

今回の記事が参考になれば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

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