看護師への転職
現在の仕事に満足できず、看護師になりたいと考えていませんか?
しかし、学生でもないし生活しながら看護師になれるのだろうか?
学力ないけど大丈夫だろうか?
本日はそんなお悩みに自身の経験をふまえながら、お話していきたいと思います。
結論から言うと、看護師になることは可能です。
私は28歳の時に、看護師になると決意し、これまでの仕事を辞め、看護師へ転職することができました。
なので、看護師へ転職したいなと現在考えている方は是非最後まで読んでください。
*そもそも何故看護師になりたいのか?
動機ってとても大切なんですよね。
あとは動機に繋がりますが、看護師になりたいという強い意志。
これ、何故こんな事を言うかというと、
途中で看護師を諦めてしまう人が多いんですよ。
看護師を目指している過程で、辛いことや苦しい事って必ずでてきます。
その時に、動機や強い意志がないと自分を見失ってしまい
"そもそも何故看護師、目指してたんだろう、、、他の仕事でもよくない?"
ってなってしまうんですよね。
なので、看護師を目指す前にまず"何故自分は看護師を目指すのか"を明確にする事が大切だと思います。
このことは何も看護師だけではありませんよね?
他の仕事にも言える事です。
私の場合は、周りに看護師をしている人が数名いたので話を聞き影響されました。
・安定した収入
・田舎でも職がある
・家にいる時間が多い
この3点が看護師を目指す動機となりました。
この動機の裏には、今までの仕事で
・営業時代毎月売り上げで変動する給料。40〜50代で営業成績が落ち辞めて行く先輩を見て将来への不安。
・地元で生活したいという夢。
・調理時代、長時間労働で生活の質などなかった過去。
このような過去の経験が、看護師へなりたいという動機となりました。
『自分や、家族が入院した際、看護師さんの優しさに触れて、、、』
なんて経験がなくても、いいんです。
強い思いがあれば、どのような理由でもいいのです。
*看護師になる道はいくつかある
さて、ここからは具体的にどのように看護師になるのか話していきたいと思います。
あくまでも社会人から看護師になる方法です。
看護師になる
3、看護学校へ行き看護師になる
(専門学校、短期大学、大学)
大きく分けるとこの3つに分かれます。
どのコースを選択しても看護師(准看、正看)
になれます。大切なのは、自分に合った選択を
行うことです。
では、さっそく一つずつ見て行きましょう。
准看護学校は中学卒業していれば、受験資格があります。つまり、中学卒業レベルの学力があれば、入学できる可能性があります。
学費も看護学校と比べると安いです。
授業も週に3日程度なので、働きながら学生をすることが十分に可能です。
看護師との違いを簡単に説明します。
看護師は厚生労働省の発行する国家資格となりますが、准看護師は各都道府県知事の発行する
免許となります。
給料は看護師と比べると安くなります。
しかし、仕事内容は看護師と、ほとんど変わらずに働くことができます。
師になる。
准看護師免許を取得後、正看護師を目指し看護学校へ進学する道があります。准看護師免許取得後そのまま看護学校へ入学する方もいれば、一度、准看護師として働きお金を貯めて看護学校へ入学される方もいます。入学試験は准看護学校で習った基礎看護などになりますので、学習してきた事が、そのまま入学試験となるので比較的簡単であると考えます。
准看護師から、看護師へのステップアップは他にもあります。2019年11月現在、通信教育での受講という方法もあります。7年の実務経験があれば通信制という選択肢もあります。
2年課程で、全日制、定時制、通信制の3つに分かれます。働きながら学びたい方は定時制、通信制の学校がおすすめです。
3、看護学校へ行き看護師になる。
2で話した准看護師を取得した後に進学する看護学校とは別の、直で正看護師を目指す看護専門学校となります。高校卒業が必要になります。なので入学するには、高校卒業程度の学力が必要になります。
准看護師免許をとらずに、行く学校なので、一番最短で看護師になれるコースです。(3年)
がっつり、学習となるので働きながらは難しいです。
看護大学という道もあり、学歴が大卒となります。保健師や、助産師、養護教諭の資格も同時に取れる大学もあります。専門学校に比べ国試の合格率は高いです。
以上の3つが、看護師になるコース分けとなります。入試や、授業料に関しては、学校により差がありますので、お近くの学校をいくつか調べてみるといいかと思われます。
*私の場合
ここからは、私が看護師になるまでの考えや選択方法を話していきたいと思います。
まず、まともに勉強をしてこなかった自分には准看護学校の選択肢しかありませんでした。准看護学校は医師会が運営している所がほとんどです。なので、入学前に医師会に所属する病院に看護助手として勤めました。所属病院があれば、入学試験も合格しやすいと思いますね。病院では看護師不足なので、看護師確保の為、"学費を全て負担する代わりに卒業後2年間働いて下さい"というお礼奉公制度がありました。この制度がある病院と、ない病院があるので入職前に問い合わせてみました。
これで、学力の低い自分でも、必死に学習すれば入学できる可能性が出ました。
あと、学費も全ていらなくなりました。
残りは生活費です。
学校に通いながら、勤務をするので、貯金を崩すか、少額の奨学金制度を利用すれば、十分1人でも生活していけます。
私の場合は、実家に帰る事で生活費もいらなくなりました。
余談ですが、卒業間近、勤めていた病院が規模縮小でクリニックとなる為、退職することとなりました。病院都合の為、お礼奉公はしなくて良いことになりました。もちろん、学費の返金もなしです。
はい、ラッキーです。
②正看護学校
最初から、正看護師を目指していたので、進学しました。
入学試験では、基礎看護と国語、面接がありました。准看護学校では必死に学習していたので合格することができました。
金銭面については、地元で2年間働くという約束で医師会から、120万を頂き、少しの貯金と奨学金を借りて学費にあてました。
生活費も奨学金の額を上げれば1人でも暮らすことは可能でしたが、やはり実家暮らしの方が安く上がる為、片道一時間の学校に2年間通いました。
*まとめ
私の経験から、学力が低くても、看護師になる道はあると言う事がわかります。ただし、学校に入学してからは、テストでは欠点は一度もありませんし、成績も上位5番には必ずいました。看護の勉強は、数学や英語のような繋がりのある学習と違って、社会科のような、その事を覚えていく学習となります。なので、入学してからは、みんなゼロからのスタートなのです。つまり入学前の知識はあまり関係ないのです。入学さえできれば、後はあなたの頑張り次第です。人生を掛けてるので、頑張らない理由はありませんよね。
学費や生活費については、私の経験から、お金がなくても、看護師になる方法はあると言う事がわかると思います。ただし、私は"実家に戻って生活をした"と言う事は大きなポイントです。
あなたの周りにサポートしてくれる人はいますか?旦那や、妻、家族、親戚でもいいです。サポートしてくれる人がいれば随分と楽になります。しかし、サポートしてくれる人がいなくても奨学金や、お礼奉公制度など、うまく活用すれば看護師にはなれるのです。学費だけでなく、生活費まで負担してくれる病院もあります。つまり、看護師になりたい強い思いがあればなれるのです。
*最後に
看護師になる前は、安定した給料、地元での就職、自分の時間の確保などを動機とし目指してきました。看護師になってみて、それらの夢を叶える事ができました。それと、自分のした事が人の為になり、感謝され、人生に満足感を得ることができています。学習すればするほど自分の為だけではなく誰かの為になると言う、やりがいも感じています。看護師、楽しいですよ。
あなたなら、大丈夫。
看護師、なりましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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