健康維持は国民の義務

こんにちは今日は健康維持は国民の義務というテーマで話していきたいと思います。

健康を維持することが国民の義務?

どういうこと?

疑問に思われますよね。

しかし健康維持は国民の義務なんです。

健康維持していきたい、健康に興味あるって言う方はぜひ最後まで読んで下さい。

 

 

健康増進法

 

健康増進法ってご存知ですか?

国民の健康の増進を図るための法律です。

この法律の第2条(国民の責務)に

"国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない"

と記載されています。

つまり、あなたが自身の健康を管理し健康でい続けなくてはいけないのです。

この健康増進法には個人だけではなく国や地方公共団体の責務についても書かれております。

国や地方公共団体も様々な取り組みをしています。

要するに国を挙げて

『みなさん、健康を維持して下さい』

と言っているのです。

 

 

*なぜ健康を維持しなければならないのか

 

日本の国の支出は約100兆円となります。(ざっくりですいません。分かりやすくしております。)

その内訳の中で社会保障費が約33兆円となります。

その社会保障費の中から、約11兆円を国民の医療費にあてています。(医療費全体は約42兆円)

 

例えば、病院にかかるとお金を払います。しかし、保険証を提示すれば3割負担ですみます(6歳以上70歳未満)。そのほかの7割はあなたが支払っている健康保険料だけでは足りなく、半分くらいは地方や国の税金などでまかなっているのです。

 

"健康保険料の支払い以上に病院にはかかっていません"と怒られそうですが、全国民トータルの話しです。健康保険料の支払い以上に病院にかかられている方もいます。

病院に多くかかる事を悪いとは言っていません。健康保険はとてもいいシステムなんですよ。私は日本の助け合い制度だと思っていて、日本は恵まれた環境だなと思っています。しかし、みなさんが支払われている健康保険料だけでは、医療費をまかなえていない事実があります。

 

つまり、何が言いたいかと言うと、国民1人1人が健康を維持すれば国の支出も軽減されるのです。

今後は益々高齢化が進み国の医療費も増加傾向にあると言われています。

 

 

生活習慣病

 

ここで大事な生活習慣病について簡単に話したいと思います。

〈定義〉

生活習慣病の定義について厚生労働省では

『不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気』

と定義されています。

つまりバランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠が取れない場合や、喫煙、飲酒などの嗜好品の摂取により病気となることを指します。

 

〈病気〉

どのような病気になるかと言えば

糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などがあります。がん、脳血管疾患、心臓病の3大死因とも関わりが強いと言われています。

 

〈推定患者数2019年〉

 

どうでしょう?

ヤバくないですか?

こんなに多くの方が生活習慣病にかかっているのです。この生活習慣病は予防可能な病気なんですよ。

 

 

*最後に

 

体を崩した時、健康のありがたみを感じた方も多いのではないでしょうか?

現在日常生活を送る中で、なかなか自身の健康にまで目を向けられない状況ではあると思います。しかし生きていく上で健康維持していく事はとても大切なことです。

帰宅後に手を洗う、うがいをする。休肝日を作る。どんなに忙しくても、あなたにもできる事はあるはずです。

健康って素晴らしいじゃないですか。

是非、今のうちに健康維持の習慣を日常に取り入れて下さい。

先程も述べたように、あなたの健康維持があなたの為だけではなく、国の予算を守ることにも繋がりますよ。

今後は益々高齢化が進んでいきます。

あなたの両親や祖父母にも是非、運動の大切さやバランスのとれた食事、十分な睡眠の重要性を話してみて下さい。町の運動や栄養指導等に参加するよう促してみて下さい。

以前は今のように、健康に対する情報も少なかったのではないでしょうか?

現在は恵まれております。携帯、パソコン、TVなど得たい情報は得ることができます。

この情報を得ることができる現在で健康を維持していかない理由はありませんよね?

最後に、あなたが健康維持していかれることを望んでいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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